

こんばんは、かわばっちゃんです!
バイクを新車で購入し、やっと乗れる事になるととてもわくわくが止まりませんよね。
「ピカピカの外装、ビニールが被せられたシート」など全てが新しく「このバイクの初めのオーナーは自分なんだ!」という中古車には無い感覚を味わう事ができます!
そんな新車が目の前にあると納車後はすぐにでもその走り心地を肌で感じようと気がはやってしまう方が多いのではないでしょうか。
しかし、新車だからこそ気を遣うべきことが色々とあります。
例えば、「慣らし運転をする」といったことが挙げられます。
この記事では新車のバイクを購入・乗る前に注意すべきことについて紹介していきます。
目次
新車を購入・乗る前の注意点
タイヤが滑りやすい
新車のみならずタイヤ交換をした際も同様ですが、新品のタイヤは非常に滑りやすくなっています。
新品のタイヤは金型からタイヤを離しやすくするために離型剤と呼ばれる薬品が使われます。
この離型剤が新品タイヤの表面に付着しているワックスになります。
新品タイヤの表面に付着したワックスは、タイヤの製造工程上、なくてはならないものです。
なので、タイヤが一皮むけるまでは過度なバンクなどしてしまうと転倒してしまう場合があります。
初心者で不安なのが皮が剥けた状態かどうか判断しづらいといった点ではないでしょうか。
⬇︎新品のタイヤ⬇︎
ガソリンがあまり入らないことがある
一般的にガソリンはほとんど入っていない場合がほとんどなので、
まずガソリンの残量はチェックしておきましょう。
乗ってすぐにガス欠は洒落にならないですからね。
バイク屋さんから出発後、まずはガソリンスタンドに立ち寄って給油するのが無難と言えます。
操作感などの変化
初心者の場合や前のバイクとタイプが違う場合、
今まで慣れ親しんだバイクとライディングポジションから各操作のフィーリング等、全てが変わってきます。
まず最初はバイクに慣れることに専念したほうがいいです。
慣らし運転をする
一番注意すべきこととよく耳にする「慣らし運転」
よく耳にするようにこれも気をつけるべき1つです。
慣らし運転については様々な意見があります。
なので、詳しく説明したいと思います。
慣らし運転をすることでの何の効果がある?
ネジの初期緩みの確認
組み立てたばかりの車両は実際にエンジンをかけ走行すると振動や車体の動きによってネジが緩むことがあります。
これは「初期緩み」と呼ばれ、ディーラーで初回点検(納車から1ヶ月程度)の際の点検項目に入っていることが多いです。
そこで慣らし運転をすることで初回点検の際に増し締めをしてこのまま乗れるか確認できます。
何か不具合があった際はディーラーに持っていきましょう!
エンジン内部の部品同士をなじませる
エンジン内部は部品と部品が擦れ合うように動いており、
使用開始初期は金属の削りカスや微細なバリがオイルに混ざることがあります。
混ざった状態で運転してしまうとエンジンに悪影響を及ぼします。
例えば、
「ギアが入りづらくなる」
「変な音が出るようになる」
「最悪の場合はエンジンの故障につながる」などがあります。
なので、慣らし運転でエンジン内部の部品同士をなじませることでよりエンジンを長持ちさせる事ができます。
タイヤやホイールをなじませる
慣らし運転というとエンジンを思い浮かべる方が多いのですが、
タイヤやホイールにも慣らしは必要になります。
ホイールは取り付けられているネジなどが緩むこともありますし、
新品のタイヤは滑りやすい状態にあります。
なので、しっかり慣らし運転をしてタイヤ本来の性能を出せるように皮剥きをする必要があります。
個人的には『バイクの各部品同士の正常な「当たり」や「性能が出させる」ために必要』と考えているので、慣らし運転は必要だと考えています。
急な操作は変な「当たり」がつく可能性が高いのでやめましょう。
具体的には以下の点に注意しましょう!
・十分な暖気運転をする
・エンジンの過剰回転をさける(レッドゾーンの半分の回転数におさえる)
・急発進、急加速をさける
・急ブレーキ、急なシフトダウンをさける
・控えめな運転をする
といったようなことを走行距離500kmまで気をつけてください。
距離についてお店の方に聞いてみるといいかもしれません。
また、エンジンの過剰回転をさけるがあまり低回転数におさえすぎるのも良くないので低回転から高回転までしっかりと使いましょう
500kmを越えてからも急にレッドゾーンまで回すといったことはせず、徐々に回転数をあげて負荷をかけていくようにしましょう。
100kmごとに上限の回転数を1000回転ずつあげていくといいと思います。
初回無料点検をしっかり受ける
メーカーが一ヶ月(又は1000km走行)時の初回無料点検(交換工賃・部品代は自己負担)を行なっています。
各部の点検と主にオイル・オイルクリーナ(フィルタ)の交換が行われます。
何故交換が必要かというと1ヶ月(又は1000km)走行後のオイルには当たりがでる際に部品同士が擦れてでてきた金属粉が多量に混じっているからです。
ということはオイルクリーナもその金属粉でかなり汚れているということになります。
なので、この交換をおこなわないとオイルやオイルクリーナの性能が極端に落ちた状態で走行していることになるので、しっかり受けてください!
また、ネジの緩みや初期不良などもチェックしてくれます。
なので、長くバイクに乗り続けるためにも初回点検は必要不可欠になります。
まとめ
今回、新車のバイクを購入・乗る前に注意しておくべきことについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
新車に限ったことではありませんが、日常のメンテナンスも忘れないように行い、事故や故障のないバイクライフを長く送れるようにしてください!
少しでも役に立ってくれれば幸いです!
今回のご感想やご質問などしていただけると改善や励みになります!
コメントお待ちしております!