こんばんは、かわばっちゃんです!
バイク教習を始めたばかりの方がまず直面する壁といえば「エンスト」ではないでしょうか?
初めての教習でのエンストは、緊張と焦りが一気に押し寄せてしまいがちです。
しかし、しっかりとしたコツさえ覚えてしまえば、エンストは確実に減らすことができます!
この記事では、エンストの原因と防ぐための具体的な方法、さらに教習や検定でのエンストの影響についても詳しく解説していきます。
これから教習を始める方やエンストに悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。
教習でエンストしやすい原因とその要因
エンストの主な原因は、「アクセルの開け方」と「半クラッチ操作」にあります。
どちらも発進時に重要な要素で、教習の初期段階では慣れるまで時間がかかる部分でもあります。
- アクセルの開け方:教習でよくある失敗が、アクセルの回転数を上げなさすぎてエンストしてしまうこと。エンジンにパワーが伝わらないため、十分な回転数が確保できず、発進する力が不足してしまうのです。
- 半クラッチ:アクセルと同様に、半クラッチの感覚がうまくつかめていないとエンストの原因に。バイクは、車種やエンジンの種類によってクラッチの効きが異なるため、微妙な感覚の違いを掴む必要があります。
これから、エンストを減らすためのアクセルと半クラッチのコツを順に紹介していきます。
半クラのコツ:エンストを防ぐための重要ポイント
まず、発進の基本である「半クラ」の感覚を掴むことが重要です。
半クラッチとは、「クラッチを完全に離すのではなく、少しずつ放してバイクが動き始めるポイント」を見つけることです。
- ギアを1速に入れる
- クラッチを少しずつ放していく
- お尻が沈む感覚を確認
このとき、クラッチが繋がり始めると、お尻が沈むような感覚があるかと思います(バイクの種類によっては、ドライブシャフトでお尻が上がるように感じる場合もあります)。 - その感覚をキープする
半クラッチでバイクが前に動き出す感覚を掴むことで、エンストしにくくなります。
前に進もうとする感覚をキープしつつ、慣れてきたら次のステップでアクセルを開けていきましょう。
アクセルの開け方:適切な回転数で発進するコツ
次に大切なのがアクセル操作です。
適切な回転数を維持できると、バイクの発進がスムーズになり、エンストを防ぐことができます。
コツとしては少しクラッチを繋いだ瞬間にアクセルを少し回す感じです。
- 半クラを維持
まず、半クラッチの状態でクラッチを少しずつつないでいきます。 - アクセルを2000~3000rpmにキープ
半クラッチのまま、アクセルをゆっくりと回して回転数を2000~3000rpmに上げます。この範囲での回転数を維持することで、十分なエンジンパワーが確保でき、スムーズに発進が可能です。 - クラッチを徐々に放して加速
回転数が安定してきたら、徐々にクラッチを完全に放していきます。駆け足程度の速度が出た時点でクラッチを完全に放しても、エンストせずに進むことができるでしょう。
アクセルと半クラッチの操作は順番に行うことがポイント。
エンストしやすい方の多くは、半クラッチとアクセルを同時に操作しようとしがちですが、この方法ではエンストのリスクが高くなります。
「まず半クラで感覚を掴む→次に回転数を上げる」という順序ですれば、エンストが大幅に減少します!
検定への影響は?
教習ではエンストは避けたいところですが、特に検定でのエンストには注意が必要です。
以下のポイントを意識しましょう。
- 減点対象:検定中にエンストを起こしてしまうと、1回につき5点の減点となります。減点が重なり、合格ラインを下回ってしまうと不合格になる可能性があります。
- 発進不能のリスク:同じ場所で4回以上連続してエンストしてしまうと「発進不能」と見なされ、検定が中止されてしまいます。
- 踏切内でのエンスト:踏切内での発進時にエンストをしてしまうと「重大な危険行為」と見なされ、即座に検定が中止になることもあります。
検定中のエンストは1回につき減点対象となり、特に発進時のエンストは検定結果に大きな影響を及ぼします。
練習中に発進をスムーズに行えるようにしておきましょう。
まとめ
今回は、バイク教習でエンストを防ぐための発進方法やコツについて紹介しましたが、いかがでしたか?
エンストは教習所や合宿でしっかり練習し、感覚を掴んでおくことが重要です。
アクセルワークやクラッチ操作をスムーズに行えるようになれば、自然とエンストは減り、発進も安定してきます。
エンストの心配が少なくなれば、教習での緊張も和らぎ、より一層バイクの運転に集中できるようになります。
ぜひこの記事を参考に、教習所でエンストを克服し、バイクライフを楽しんでください!
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