こんばんは、かわばっちゃんです!
スーパースポーツバイク(SS系バイク)に乗ると、長距離のツーリングでは帰りに疲労感が残り、特に手や腰が痛くなることが多いですよね。
僕もS1000RRに乗っていた時、同じ悩みを抱えていました。
疲れる原因はほとんどの場合、ライディング時の姿勢にあります。
無意識に猫背になったり、力んでしまったりと、疲れやすい姿勢を取っていることがよくあります。
自分の姿勢が正しいかどうかを確認するのは難しいものですが、これから紹介するポイントを意識すると、ライディング中の疲労感を大幅に軽減できます。
ぜひ参考にしてみてください!
1.タンクとの適切な距離を保つ
SSバイクに乗る際、正しい座る位置は「タンクと体の間に拳一個分の空間を作る」これが大事です!
このポジションにすることで、長距離走行時でも股や足が疲れにくくなります。
最適な位置を保つために、最初はタンクから少し距離を取ることを意識してみてください。
「ニーグリップがしやすい位置で座るのがベスト」と思うかもしれませんが、ニーグリップの位置だけで決めてしまうと、実は微妙に体が左右にずれやすく、長時間走行時に片側の足や腰が疲れる原因になります。
拳一個分の空けた状態を目安にすると、疲労の蓄積が軽減されますよ。
2.背中を「緩やかに丸める」ことを意識する
SSバイクに乗るとき、「背中を丸めると猫背になって疲れるのでは?」と思うかもしれませんが、実際は逆です。
地面からの衝撃を吸収するためには、背中を緩やかに丸めるのが最も効率的です。
背筋をピンと伸ばしていると、かえって腰に負担がかかり、衝撃が直接伝わって疲れやすくなります。
自然な背中の丸みを保つためには、「顎を軽く引き、視線を少しだけ上げる」ように意識すると、体が程よくリラックスし、背中が緩やかなS字カーブを描く形になります。
この姿勢が無理なく体全体でバイクを支えられるので、長時間のライディングでも疲労を軽減できます。
3.「小指・薬指・中指」でグリップを握る
グリップを「普通に」握ると、手に力が入りすぎてしまうため、腕や肩の筋肉が疲れやすくなります。
そこで、少し力を抜きながらも、しっかりとグリップを握るために、「小指・薬指・中指で握る」方法を試してみてください。
人差し指と親指はグリップに添えるだけにして、小指と薬指、中指でしっかりと握ります。
この握り方をすると、ハンドルに対する力が程よく抜け、エンジンや地面からの振動を吸収しやすくなります。
また、柔道などのスポーツでも使用される握り方で、小指がフックのように役立つため、激しい動きの中でもグリップが外れにくく、安定した操作が可能になります。
肘も自然に外側に開き、力まずにリラックスした体勢でバイクを操れるようになります。
4. バイク歴が長い人こそ、癖の見直しが重要
バイク歴が長くなると、自分のライディング姿勢に癖がつきやすく、無意識に疲れる姿勢を取っていることが少なくありません。
たとえば、猫背や腕や肩に力が入りすぎる癖がついてしまうことも。
これまでの姿勢が本当に疲れにくいものか、改めて確認してみましょう。
特に「座る位置」「背中の丸め方」「握り方」を見直してみるだけでも、疲労感が大きく変わるはずです。
5. 休憩とストレッチも忘れずに
どんなに良い姿勢を保っていても、長時間同じ体勢でいると体は疲れてしまいます。
定期的に休憩を取りバイクを降りたら軽くストレッチを行い、体をほぐしましょう。
ライディング時に凝りやすい首や肩、腰を伸ばすストレッチを取り入れることで、体の緊張をリセットでき、疲労の蓄積を防ぐことができます。
まとめ
今回は、SSバイクでの疲れにくい姿勢についてお話しましたが、いかがでしたか?
これらのコツを取り入れることで、ライディング後の疲労感がかなり軽減されるはずです。
ただし、どんな姿勢でも長時間乗っていると体に負担がかかりますので、適度な休憩を取りつつ楽しいバイクライフを送りましょう。
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