こんばんは、かわばっちゃんです!
250cc以上のバイクを所有する方は、2年に一度の「車検」が避けられません。
費用をできるだけ抑えたいと考えている方には「ユーザー車検」がおすすめです。
初めての方には少しハードルが高いように感じられるかもしれませんが、一度やってみると意外と簡単ですよ!
今回は、ユーザー車検の手順やメリット・デメリットを詳しく解説していきます!
目次
ユーザー車検って何?
通常、車検はディーラーや整備工場に依頼して代行してもらいますが、ユーザー車検は、自分で陸運局に車両を持ち込み、車検を行う方法です。
手数料や代行料が不要なため、費用を抑えたい方にとっては大きなメリットがあります。
全国の運輸支局で車検を受けられますが、予約が必要です。
ユーザー車検の流れ
初めてだと「書類の準備が大変そう」と思うかもしれませんが、陸運局で必要な書類を集められ、慣れれば簡単です。
ユーザー車検の流れは以下の通りです。
- 検査項目の把握
- 車体のチェック
- 必要書類の準備
- 車検費用の用意
- ユーザー車検の予約
これらを順番にこなすだけでOKです。
特に「書類の準備が難しい」と思われがちですが、実は簡単に揃えられますので、一度挑戦してみるのもよいかもしれません!
ユーザー車検のメリット
ユーザー車検のメリットを見てみましょう。
費用を抑えることができる
車検業者に依頼すると、代行費用がかかりますが、ユーザー車検ならその分が不要です。
費用は3万円以下に抑えられることが多く、特にコストを気にする方には大きな利点です
⬇️参考価格⬇️
引用元:https://car-mo.jp/mag/category/tips/carinspection/self
愛車のことをより知れる
自分で車検を行うことで、愛車の状態をより把握しやすくなります。
例えば、パーツの摩耗具合やオイルの状態などを確認することで、不具合に早めに気づけることもあります。
これにより、バイクの状態管理がしやすくなるでしょう。
一日で終わる
ユーザー車検は1日で完了します。
検査自体は運輸支局で1時間ほどで済み、他に代車も必要ありません。
平日に運輸支局へ行けるスケジュールの方には、短時間で終わるのは大きなメリットです。
ユーザー車検のデメリット
メリットが多いユーザー車検ですが、以下のようなデメリットもあります。
バイクを持ち込む時間帯が決まっている
運輸支局は平日しか空いておらず、検査時間も日中に限られています。
平日に仕事をしている方にはスケジュール調整が必要です。
検査で不適合箇所があると追加費用のリスク
検査が通らなかった場合、追加費用がかかります。
再検査の際には追加で3000円ほどかかることもあるため、あらかじめバイクの状態を整えておくのがおすすめです。
⬇︎一例の再検査にかかる費用⬇︎
検査場の混雑で予約が取りにくい場合がある
年度末や繁忙期には、希望の日時に予約が取れないことがあります。
車検時期には余裕を持って、早めに計画を立てるのがベストです。
ユーザー車検で気をつけるべきポイント
初めてユーザー車検を受ける際には、特に以下の項目に注意してください。
ヘッドライトの検査
ユーザー車検で不合格になりやすい項目として、ヘッドライトの光軸や光量が挙げられます。
光軸調整は、専用の機械がないと正確に合わせづらいため、不安な場合は検査前に予備車検場で確認してもらうと良いでしょう。
光量は純正部品や車検対応品に付け替えていても、ヘッドライトカバーの劣化によるくすみなどで光量不足になる等の可能性があります。
そういった場合ヘッドライトカバーを磨く、もしくは新品に交換するなどの対策をする必要があります。
ブレーキの効き
ブレーキ検査も不合格になりやすい項目です。
特に摩耗したブレーキパッドが原因で検査を通らないことがあるため、事前に点検しておきましょう。
ユーザー車検の手順
次に、ユーザー車検の手順を簡単に紹介します。
陸運局によっては若干違いがあるかもしれませんが、大まかな流れは同じです。
予約
ユーザー車検は事前予約が必須です。
国土交通省の「自動車検査インターネット予約システム」で予約を取り、検査場で使用する予約番号を入手します。
バイクの点検
車検は保安基準に適合しているかをチェックするための検査です。
事前に点検や整備を済ませ、ぶっつけ本番で行くのは避けましょう。
特に、ヘッドライトやブレーキなどの状態を確認しておくと安心です。
書類の準備
ユーザー車検には、さまざまな書類が必要です。
必要な書類は陸運局で入手できるので、予約日までに準備を整えましょう。
⬇︎持っていく必要がある書類⬇︎
検査場の車検
予約日には、予約先や時間を確認してから運輸支局に行きます。
書類の不備があると検査が受けられないので、持ち物は事前にしっかり確認しておきましょう。
⬇︎陸運局で集める必要がある書類⬇︎
ユーザー車検の注意点
ユーザー車検はあくまで車検ですので、点検が終わったからといって、完全に安全というわけではありません。
バイクの整備まで完全に行うのが本来の安全な状態を保つためには重要です。
だから車検が終わって大丈夫ではなく、日々のメンテナンスを忘れずにやりましょう!
まとめ
ユーザー車検は、費用を抑えられる一方で、時間や手間がかかるデメリットもあります。
より高い安全性や安心感を求めるならディーラー車検がおすすめですが、費用をできるだけ抑えたい方にはユーザー車検も良い選択肢です。
自分に合った車検方法を選んで、安全で快適なバイクライフを楽しんでください!
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