こんばんは、かわばっちゃんです!
バイクの運転教習でよく言われる「キープレフト」、皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
教本にもしっかり書かれているので、「左寄りで走ることが正解」と信じている方も多いかと思います。
ですが、個人的には常にキープレフトで走るのはおすすめしません。
特に初心者のライダーさんには、道路の左側ばかり走ると危険な場面が出てくる可能性もあるんです。
この記事では、なぜキープレフトが良くない場合があるのか、そして安心・安全に走るためのおすすめ位置を解説します。
目次
キープレフトとは?意外と知らない本来の意味
「キープレフト」という言葉、バイクに乗る人なら何となく聞き慣れていますが、具体的な意味を説明できますか?
キープレフトとは?
キープレフトとは「道路の左寄りを走行する」というルールです。
片側二車線なら左の車線を走る、そしてその車線内でも左寄りを意識して走るのが基本です。
日本の道路交通法でも定められており、特に狭い道では対向車とぶつからないためのマナーにもなっています。
キープレフトのメリット
左寄りを走ることで、以下のようなメリットがあります:
- 対向車との接触リスクを減らせる
- 右折車や追い越し車両の妨げにならない
- 追突されにくくなる
とはいえ、常に左寄りで走ると逆に危険が増すケースもあります。
次は、キープレフトをおすすめしない理由を説明します。
キープレフトが危険になる5つの理由
1. バイクが見えにくく、巻き込み事故のリスクが上がる
車から見ると、左側に寄りすぎているバイクは気づきにくい存在です。
特に車が左折する際、左側に寄ったバイクが見えないため、巻き込み事故に巻き込まれる可能性が高まります。
2. 路肩に近く、パンクや滑りやすさが増す
路肩には小石やゴミなどが多く、タイヤが滑ったりパンクしやすくなります。
路面状況が悪い場所を走ると転倒リスクも高まります。
3. 車に追い抜かれやすい位置になる
特に125cc以下のバイクだと車の速度に追いつけないことも多いですよね。
キープレフトすると「先に行っていいよ」という合図に見えがちで、車が横を追い抜こうとするので危険です。
4. あおり運転を誘発する可能性がある
左寄りを走ると、車がイライラして接近する「あおり運転」の被害に遭いやすいことも。
適度な位置を保つことで、後方から無理に近づかれるリスクを下げられます。
5. 歩道からの飛び出しに対処しにくい
歩道の近くを走っていると、急に飛び出してきた歩行者や自転車に対応する時間が少なくなります。
おすすめの走行位置はここ!
上記の理由から、実際に安全な位置は「道路の中央付近から少し右寄り」です。
この位置を走ることで以下のようなメリットが得られます
- 歩道からの飛び出しに余裕を持って対応できる
- 後続車にバイクの存在をアピールでき、あおり運転を防げる
- 車の死角に入りにくく、巻き込み事故を回避できる
これによって、自然とバイクの存在を他の車両にアピールできるため、安全性が高まります。
具体的な安全対策:真ん中や少し右寄りを保つコツ
歩行者の動きに注意
真ん中寄りを走ると、万が一歩道から人や自転車が飛び出してきても、余裕を持って避けることができます。
あおり運転対策としての位置取り
バイクの位置を意識し、車の右側にいることで幅寄せされにくくなり、追い抜きされるストレスも軽減できます。
もし左寄りにいると、車が強引に追い抜きを試みることもあるので注意が必要です。
存在をアピールするための方法
バイクは見えにくい車両です。
特にライトが小さいため、遠くの車に気づかれにくいという難点もあります。
真ん中付近を走ることで車から見えやすくなり、自分の存在をアピールできます。
まとめ:状況に応じた柔軟な走行位置を心がけよう
「キープレフト」は教習所で教わる基本的なルールですが、実際の公道では場面に応じて柔軟な位置取りが必要です。
特に交通量の多い市街地や、信号待ちの多い道では、車や歩行者の動きに合わせて「どこを走るべきか」を考えるクセをつけておくと良いでしょう。
安全第一で、柔軟な位置取りを心がけて、快適なバイクライフを楽しんでください!
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