こんばんは、かわばっちゃんです!
250cc以上のバイクになると2年に一度やらないといけない「車検」
そこで少しでも費用を抑えたいという人にはユーザー車検がオススメです。
ですが、なんだかんだハードルが高いように感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、一度経験してしまえば驚くほどシンプルで簡単です!
初回でも番号順にやっていけばいいので、比較的簡単にできます!
そのくらい簡単で費用も3万円以下に抑えられるってすごく良くないですか?
ただ、メリットばかりあるわけではなく、デメリットもあります。
ということで多くのライダーがチャレンジしているユーザー車検のメリット・デメリットなどについて書いていきますね!
目次
ユーザー車検って?
車検をディーラーや整備工場などに依頼すると、手数料が発生してしまいます。
しかし、ユーザー車検は、車検を業者に依頼せずに自分で行うので、予約をすれば全国の運輸支局でユーザー車検を受けることができます。
ただ、ユーザー車検は時間がないと活用するのが難しいです。
時間がないといけない原因は以下のようなユーザー車検の流れがあるからです。
3.必要書類の準備
4.車検費用の準備
初回だと「書類の準備が大変そう」って思う人が多いので、一般的ではなく、現在も業者車検が主流になっています。
しかし、書類は基本的に陸運局で集められますし、慣れれば簡単にできるので、ぜひ一度やってみるのもアリかと思います。
ユーザー車検のメリット
ユーザー車検のメリットは以下の通りです。
・費用を抑えることができる
・愛車のことをより知れる
・一日で終わる
一番よく聞くのが費用を抑えられることですよね?
他にも一日で終わることができるのも魅力の1つです。
より分かりやすく次に各種類を解説していきますね!
費用を抑えることができる
業者に依頼した際の代行費用が無くなるので、全体で1万円~数万円程度安くなることもあります。
⬇️参考価格⬇️
引用元:https://car-mo.jp/mag/category/tips/carinspection/self
愛車のことをより知れる
車検業者に任せていた場合と違って自分のバイクをより詳しく知ることができ、バイクの状態の把握もしやすくなります。
なので、すぐに悪い所に気づくことができるようになる方もいます。
一日で終わる
ユーザー車検は費用が安いだけではなく、車検が1日で終わるのも大きな特徴です。
運輸支局に車を持ち込み、必要書類を提出すれば、検査自体は1時間程度で終了します。
通常業者に頼んだ場合は、1週間程度かかることが多く、その間代車を利用しなければなりません。
ですがユーザー車検の場合は、それが必要ではありません。
運輸支局は平日にしか空いていないので、平日に仕事だと時間の都合を付けるのが難しいですが、短時間で検査が終了するのはメリットと言えるでしょう。
費用と時間をかけずにおこなえるのがユーザー車検の特徴になります。
手順を理解していれば、スピーディー、かつお得に車検が受けられます。
ユーザー車検のデメリット
ユーザー車検のデメリットは以下の通りです。
・バイクを持ち込む時間帯は決まっている
・再検査で別途費用がかかる場合がある
・予約がとれにくい場合がる
個の中で一番気になるのが「再検査で別途費用がかかる」といった点ではないでしょうか。
ただ、大丈夫です!
別途費用と言っても3000円ほどで一回であれば、まだユーザー車検を受けた方が抑えられるので、ぜひチャレンジしていてください!
では、各項目について詳しく書いていきますね!
バイクを持ち込む時間帯が決まっている
車検のために車を持ち込む時間帯は平日の日中帯に限られています。
なので、この時間に持ち込むことが難しい方はユーザー車検は不向きと言えるかもしれませんね。
検査で不適合箇所があると追加費用のリスク
検査が通らなかった場合、追加で費用がかかる可能性があります。
よく再検査で引っかかりやすいのが、ライトの光軸検査になります。
⬇︎一例の再検査にかかる費用⬇︎
検査場の混雑で予約が取りにくい場合がある
ユーザー車検は予約制になります。
特に年度末などは希望する日時が埋まっていて予約が取れないこともあるので、車検には余裕をもって行う必要があります。
ユーザー車検で気をつけるべきこと
ユーザー車検は初めてだと何に気をつければ良いのか分からない人が多いと思います。
そこで以下2つは一番引っ掛かりやすい項目なので気をつけてください!
・ヘッドライト
・ブレーキ
それぞれ解説していきますね!
ヘッドライト
ユーザー車検において、比較的不合格になりやすいのがヘッドライト関連の検査ではないでしょうか。
光軸測定だけではなく、ヘッドライトの光量や色なども検査対象になります。
光軸の調整は、テスターの無い状況できっちり調整するのは難しい項目になります。
検査に不合格になった場合、別途料金がかかります。
陸運局の近隣にある予備車検場などで調整してもらうことをオススメします。
光量は純正部品や車検対応品に付け替えていても、ヘッドライトカバーの劣化によるくすみなどで光量不足になる等の可能性があります。
そういった場合ヘッドライトカバーを磨く、もしくは新品に交換するなどの対策をする必要があります。
ブレーキ
ブレーキ検査は、検査ラインでの機械による確認に含まれています。
日常的に走行していてブレーキに支障がなければ、検査で不合格になる可能性は低いです。
ですが、ブレーキの効きが検査の基準値を下回っている場合は不合格になります。
この場合ブレーキパッドなどのパーツの交換や修理が必要になる場合もあるので、当日中に再検査での合格は難しくなります。
ユーザー車検の全体の流れ
少しでもユーザー車検への不安は解消されましたか?
より実際にやっていけるように次に全体的な流れをお伝えしていきたいと思います。
ただ、陸運局によっては少し違うところもあると思うので、注意してください。
ユーザー車検の予約
ユーザー車検を受けるには、まずは事前に予約をしておく必要があります。
検査の時間は決められていますし、予約ができていなければ検査は受けられないので注意しましょう。
予約の方法はネット予約になります。
国土交通省のホームページの中に「自動車検査インターネット予約システム」というサイトで予約します。
事前に予約をし、予約番号を入手すれば手続きは完了です。
ユーザー車検前の車の点検
車検は保安基準に適合するかをチェックする検査なので、事前に点検・整備をしておく必要があります。
ぶっつけ本番では不適合となる可能性があります。
なので、点検や整備も自分である程度はやっておくのがオススメです!
ですが、これには時間がかかりますし、専門的な知識やスキルも必要になります。
自分でやる場合・業者に依頼する場合のどちらでもバイクの状態を正しく把握し保安基準に適合する状態に仕上げてから検査を受けましょう!
書類の準備
ユーザー車検を受けるにはさまざまな書類が必要です。
これも事前に用意しておかないといけません。
予約を取り、車を検査場に持ち込むだけでは検査は受けられないので注意しましょう。
予約と車、必要書類のすべてが揃って、ようやく検査を受けることができます。
⬇︎持っていく必要がある書類⬇︎
陸運局で検査
準備が整えば、予約した日時に運輸支局で検査を受けます。
予約先や時間はきちんと確認し、間違いのないよう検査場に車を持ち込みましょう。
また、当日書類を忘れても検査は受けられません!
なので、忘れ物のないよう事前に持ち物を確認しておくことをオススメします。
⬇︎陸運局で集める必要がある書類⬇︎
ユーザー車検の注意点
ユーザー車検の注意点としてはユーザー車検はあくまでも「車検」であるということです。
あなたの車が安全で故障の要素がないのかどうかという点まで深く調べていません。
安全かどうかを判別する要素は先述した「24ヶ月点検整備」ですが、しなくても車検は通りますしその後に整備したかどうかを告知する義務もありません。
なので、そのまま整備せずに放置することもできます。
ですが、整備しておくことで車検が通りやすくなるので整備はすることをオススメします。
また、24ヶ月点検整備までしっかり行う必要があります。
車検に通ったからといって安全・安心だと勘違いしている人がいますが実は違います。
実際に専門業者で車検をしてもらった場合、車検を通す行為だけではなく24ヶ月点検整備までしっかりと行っています。
24ヶ月点検整備は資格は要りませんが専門知識がないとできません。
24ヶ月点検整備が終わってやっと安全に乗ることができます!
なので、ユーザー車検をするのであればきちんと整備も行うことを怠らないようにしてください!
まとめ
ユーザー車検はメリットとデメリットの両方があります。
車検方法はさまざまであり、どれを選ぶべきかは人によって違います。
より高い安全性を求めるならディーラー車検がおすすめです!
とにかく費用を安く抑えたいなら、ユーザー車検がおすすめです。
車検に対して何を求めるかを明確にし、ユーザー車検に挑戦するかどうかを決めましょう。
少しでも役に立ってくれれば幸いです!
少しでも良かったと思ってくれた人はぜひコメントしてくれると嬉しいです!
飛んで喜びます!