ツーリングをしていると楽しい反面、疲れてきますよね?
スーパースポーツバイク(SS系バイク)は尚更だと思います。
僕はS1000RRに乗っていた時にツーリングすると帰りは疲労や手や腰が痛くなる時が多々ありました。
疲れる原因はだいたいは乗る際の姿勢にあります。
猫背になっていたり、無意識に力んでいたりなど正しい姿勢になっていない場合が多いです。
ただ、自分で疲れない姿勢になっていないか確認することは難しいです。
そこで乗っている際に以下の点を意識すると疲れにくくなります。
・座る位置はタンクと拳1つ分空ける
・背中を丸める
・小指、薬指、中指で握る
最初はすぐに直すことが出来るのですが、バイク歴が長くなると癖として残ってしまうので、今一度自分の姿勢は大丈夫なのか確認してみてください。
では疲れないための姿勢について書いていきますね!
座る位置タンクと拳1つ分空ける
「座る位置ってニーグリップしやすい位置で良いのでは?」
という事が気になると思うのですが、、、
それは間違いなんです。
なぜなら、ぼくも同じ考えでニーグリップがしやすい位置で良いと思っていました。
だからこそ言えます!
「それでも疲れてしまう!」
多少の距離であれば疲れを感じないので良いのですが、長距離になると無意識に足に力が入ってしまい、疲れてしまいます。
なぜなら、意外と多くの人が左右どちらかにズレているので、疲れてしまいがちです。
そこで、タンクと股の間に拳一個分空けている状態が正しい位置にあります。
あくまでこれは目安になりますが、これを意識するかしないかだけでも疲労の蓄積の差はグンッと変わります。
背中を丸める
背中を丸めるって猫背とどう違うの?って思いますよね。
猫背だと地面からの衝撃を吸収できないので、疲れやすくなります。
だからと言って背筋をピーン!としても疲れが貯めやすくなります。
じゃどういう姿勢が良いのか?その中間で「背中を丸める」のが疲れにくい姿勢になります。
また、「背中で緩やかなS字を描くように丸める」とよく言われませんか?
でもこれらって「こう?いやこうかな?」って合っているのかどうか分かりづらいですよね?
そこで、意識すべき点として顎を引いて気持ち上目遣いになるように意識することです。
これだけ意識するだけでも程よく背中が曲がった状態になります。
「小指、薬指、中指」で握る
グリップを握る時、普通に握っていませんか?
そうすると無意識に手に力が入ってしまいがちです。
また、ハンドルに対して腕が直角になってしまうので、エンジンの振動や路面からの衝撃をダイレクトに受けてやすくなり、疲れやすくなります。
そこでハンドルグリップを斜めから手を添える感じで握り、自然と肘が外側に軽く曲がった状態を作ることで、地面からの衝撃を受け流す事ができるので、疲れづらくなります。
ただ、自然と肘が外側に軽く曲がった状態を作るといってもピンとこないと思います。
そこでどうすれば良いのか?
斜めから手を添える感じと言われて、どういう握り方か分かりますか?
ただ、添えるだけだと運転できないですもんね笑
一度考えてみてください!
・・・・・
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・・・
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答えは見出しに答え書いてる通りです笑
そう、普通に握るのではなく、人差し指と親指は添えるだけで良いんです。
「小指、薬指、中指」で握る感じです。
この握り方は力を使わずともしっかり握ることが出来るのでオススメです。
柔道などでよく使われる握り方で、この握り方をすることで、激しく動いても小指がフックとなって外れにくくなります。
そして、自然と肘が外に出るので、疲れにくい状態になります。
まとめ
今回、疲れにくい姿勢について書きましたが、いかがでしたか?
これだけでもライディングによる疲れは大幅に変わります!
ただ、ずっと同じ姿勢でいるといくら疲れない姿勢でいても体が痛くなるので、こまめな休憩とストレッチは忘れずにしてくださいね!
良かったと思ってくれた人はぜひコメントしてくれると嬉しいです!
飛んで喜びます!